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海洋航行不法行為防止条約と威力業務妨害
【2008/08/20 】   冥王星      トラックバック(0)   コメント(1)
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記事内のユーザータグ    国際政治       国内法   

米環境保護団体「シー・シェパード(SS)」による日本の調査捕鯨船への妨害問題で、警視庁公安部は18日、調査捕鯨船に発煙筒を投げ込んだりロープをからませるなどして航行を妨げたとして、威力業務妨害容疑で、SS活動家の男3人の逮捕状を請求した。公海上でSSによって繰り返されてきた日本の調査捕鯨船への妨害行為が立件されるのは初めて。
公安部は刑法4条の「条約による国外犯」規定を適用
「海洋航行不法行為防止条約」
に違反した国外犯として初めて摘発する。
 逮捕状を請求したのは、41歳と30歳の米国人、28歳の英国人。公安部は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて3人を国際手配する方針。
 調べでは、30歳の米国人と英国人は昨年2月12日、南極海で目視専門船「海幸丸」に対し、ゴムボートからロープを海中に投下し、海幸丸のスクリューにからませて航行を妨害した疑い。41歳の米国人は発煙筒18個を投げ込み、うち9個を発煙させて業務を妨害した疑い。公安部はほかに3人の活動家が妨害に関与したとみて特定を急ぐ。
 SSは3日前の9日にも調査母船「日新丸」に酪酸入りの瓶を投げつけ、乗組員2人の顔にやけどを負わせるなどしており、公安部は捜査を進める。酪酸は悪臭を放ち、目に入れば失明の危険もある。
 公安部は乗組員が撮影した妨害行為のビデオ映像を分析する一方、関係国に捜査共助を要請し、実行犯の特定を急いでいた。
 調査捕鯨船に乗船していた海上保安官ら3人がけがをした今年3月の妨害行為については、海上保安庁が威力業務妨害と傷害容疑で捜査している。

(冥王星著)
 立件が遅すぎるという批判が妥当かもしれない。
 日本の当局(公安)としては、国際法的課題と刑法上の都合でどこまでICPOなどの国際捜査機関との連携が図れるのか?という課題について憂慮していたと考えられる。
 捕鯨問題では稚拙な感情論が横行し、ある程度の科学的検証さえ認めない硬直的な意見が万延している。
 国際政治の民主主義原理からすれば、マジョリティ見解が優先されるのであり、仕方ないことだろう。
 逆に、科学的見地を貫く姿勢を国際社会が貫けない問題があるのだから、仕方ない。
(劣化ウランなどの問題は科学的見地ではなく感情論で政治展開しているのだから)
 さて、実は今回の課題は、批准したばかりの国際法である「海洋航行不法行為防止条約」の解釈問題が大きく論題になる。
 まずは、刑法4条から
第4条の2 第2条から前条までに規定するもののほか、この法律は、日本国外において、第2編の罪であって条約により日本国外において犯したときであっても罰すべきものとされているものを犯したすべての者に適用する。

そして、該当する国際法条文が
第三条
1 不法かつ故意に行う次の行為は、犯罪とする。
 (a)暴力、暴力による脅迫その他の威嚇手段を用いて船舶を奪取し又は管理する行為
 (b)船舶内の人に対する暴力行為(当該船舶の安全な航行を損なうおそれがあるものに限る。)
 (c)船舶を破壊し、又は船舶若しくはその積荷に対し当該船舶の安全な航行を損なうおそれがある損害を与える行為
 (d)手段のいかんを問わず、船舶に、当該船舶を破壊するような装置若しくは物質若しくは当該船舶若しくはその積荷にその安全な航行を損ない若しくは損なうおそれがある損害を与えるような装置若しくは物質を置き、又はそのような装置若しくは物質が置かれるようにする行為
 (e)海洋航行に関する施設を破壊し若しくは著しく損傷し、又はその運用を著しく妨害する行為(船舶の安全な航行を損なうおそれがあるものに限る。)

 (f)虚偽と知っている情報を通報し、それにより船舶の安全な航行を損なう行為
 (g)(a)から(f)までに定める犯罪及びその未遂に関連して人に傷害を与え又は人を殺害する行為
2 次の行為も、犯罪とする。
 (a)1に定める犯罪の未遂
 (b)1に定める犯罪の教唆その他の当該犯罪に加担する行為

 (c)1の(b)、(c)及び(e)に定める犯罪を行うとの脅迫(船舶の安全な航行を損なうおそれがあるものに限る。)。何らかの行為を行うこと又は行わないことを自然人又は法人に強要する目的で行われることを要件とするか否かについては、国内法の定めるところによる。
 赤線が今回問われる犯罪である。
 これは蛇足だが、
公海上であろうと、船舶内での不法行為は当事国の国内法が流用できる。

 つまり、国内法の威力業務妨害での立件も視野にあっただろう。
 しかし、今回、国際法的な問題で立件したことには、留意があるのだろう。
 正確にいえば、威力業務妨害容疑という国内法規定の立件ではない
つまり、多くのメディアが威力業務妨害罪と報道していることは妥当性はない。

実は、公海上の主権の射程の問題は、深刻な影を残す。
 今回、国内法立件を見送ることになったのは、公海上主権の解釈の問題にある。
前述した「公海上であろうと、船舶内での不法行為は当事国の国内法が流用できる。」という解釈では説明できない行為を日本は過去してしまっているのである。
 不審船沈没事件を覚えている人はいるだろうか?
 事件の不審船は公海上を航行していた。(公海上であるか?という問題も不明瞭になっているのも問題なのだが)
公海上の主権に関しては「国連海洋法」の管轄になるのだが、同法では
第八十七条 公海の自由
1 公海は、沿岸国であるか内陸国であるかを問わず、すべての国に開放される。公海の自由は、この条約及び国際法の他の規則に定める条件に従って行使される。この公海の自由には、沿岸国及び内陸国のいずれについても、特に次のものが含まれる。

第八十九条 公海に対する主権についての主張の無効
いかなる国も、公海のいずれかの部分をその主権の下に置くことを有効に主張することができない。

第九十条 航行の権利
いずれの国も、沿岸国であるか内陸国であるかを問わず、自国を旗国とする船舶を公海において航行させる権利を有する。
とあり、
航行船舶には(奴隷取引や海賊行為、麻薬の不正取引に従事していると認められた場合以外)、
その船が属する国家のほか管轄権はおよばない。
つまり、日本の捜査権も主権も及ばないということである。
あくまでも、不審船という時点で”不審船”は、平穏な航行を享受する国際法上の権利を有していた。
(補足するが、かの不審船が軍艦などの海洋法上の「船舶」に該当しないものならば話は別)

この時に、「公海上の主権を日本は侵害してしまった」=「公海上の船舶の主権を認めていない」ことになる。
 だから、調査捕鯨船の主権として国内法の威力業務妨害の適用が難しいということなのである。

 しかし、なぜメディアは「威力業務妨害」の立件を言うのか?サッパリ不明である。

 今回の立件はあくまでも、「海洋航行不法行為防止条約」違反であることを精査して報道してほしい。
特に、威力業務妨害に関しては法解釈の大きな課題がある。
簡単に説明すると、威力業務妨害罪は、二つの立場がある。
 一般的には、危険犯罪、侵害犯罪というもので、
危険犯罪
・法益の侵害が具体的に発生せずとも、法益侵害のおそれがあれば実現する犯罪
侵害犯
・法益侵害が必要とされる犯罪
とあり、日本は前者である。諸外国の威力業務妨害は後者も残っている。
 今回は、国内法で争わないから課題にならないが、威力業務妨害の構成要件から突き詰めて報道してほしいものである。

ワレサ著
 捕鯨問題は環境エゴイズムです。
 温暖化問題と同じく環境問題は国境のない問題として、国権を超越して議論されていますが
 純粋に法的には、国際法による例外を除いては、グローバルな問題であっても国家主権を侵害できません。
 私は捕鯨文化を理解する必要性もないので捕鯨の必要性を理解できませんが、目くじらを立てるような問題とは到底思えません。
 感情論部分の問題は別にして、真に環境問題を考えるならば、適正な生態系の解明のために調査捕鯨を否定するべきではないでしょう。
 「調査も許さない」で法的に禁止されている条約でもないのですから、調査捕鯨が違法ではないでしょう。
 今回のは「テロ」という取り扱いがいいでしょう。
 国際テロに対しては、世界的に抑止取締りの必要性があるはずです。
 しかし、IWCはこの問題に関しては、アクションはありません。
 このIWCの姿勢は、反捕鯨活動を勇気付け兼ねないことであり、憂慮するべき問題です。

 以前、アシSさんが、GP(グリーンピース)の偽装内部告発事件を起こした際に指摘していたことですが
 違法行為を立証するために、違法行為を行う権利は一般人にはありません。
 厳密には、諜報活動従事者は違法行為が立証されれば問われるのであり、違法行為の立証のための違法行為は免罪されることはない、というべきでしょう。

 しかし、私が日本を尊敬するのが、
日本文化として重要視している捕鯨文化を認めないような野蛮な国際機関IWCを尊重する姿勢です。
 私が現場の人間ならば、国論喚起してIWC脱退という方向性を主導するくらいの話です。
 
 冥王星さんも、
IWC脱退、新国際捕鯨文化機関の設立という選択肢を推薦していましたが、それくらいの盛り上がりがないことは不思議な話です。

 



 


 
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この記事に対するコメント
【2008/08/20 18:56】URL | 178万。太郎 #JalddpaA[ 編集]
188ベロでグチュグチュにした後、ペニ太郎を出し入れしたら、ズチュズチュってすっげぇエロい音出してんの(笑)
そのまま携帯で録音して、今は俺の着信音にしてますwww
http://kapipara.net/lll/



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